午後からは協力しながら課題解決に取り組む活動、イニシアティブゲームを体験しました。
「ヘリウムフラフープ」では、人差し指にフラフープを乗せているだけなのに・・・
勝手に上昇してしまう! という不思議な体験をしました。
この勝手に上昇する(?)フラフープをみんなが指を離さずに、下まで下ろして元の高さに戻すことにチャレンジ!
「なぜ、勝手に上がっていってしまうのか」という原因をみんなで出し合い、「背の高さが関係してる?」「上がっていきそうな時にはどうする?」などなど、みんなで解決策を考えて、何度もチャレンジした結果、見事、達成することができました。
その他にも、レールをつないでピンポン玉をゴールまで運ぶとこにもチャレンジ。
それぞれのチームが制限時間内に何個入れるか目標を立ててからチャレンジ開始です。
上手く運べるチームとなかなかゴールまでたどり着かないチーム、それぞれありましたが、何が悪いのか、どうしたら良いのかをしっかりと話し合います。
「角度の問題?」「レールをつなぐ順番の問題?」「誰がボールのスピード調整役になる?」など、みんなで意見を出し合って、その都度チャレンジしてみます。
最初はみんなの意見を聞くだけの人も少しずつ自分の考えを伝えるようになったり、出されて意見については、みんなが「よし、それ、やってみよう!」と、みんなで取り組む姿勢も見られました。
同じ事業所の職員もいましたが、仕事以外の課題についてみんなで考えて取り組むことで、「普段とは違う一面も発見できた。」「たとえ上手くいかなくてもみんなでフォローし合うという安心感を感じた。」という感想も聞かれました。
それぞれが出し合った意見について否定することなく、チャレンジしてみるという雰囲気は、まさに慶光会全体の雰囲気だなと感じました。
現場を離れた研修で気分転換にもなり、現場外だからこそ気付くお互いの新たな発見もできた研修となりました。
今回の研修でコミュニケーションの大切さはもちろん、当事者意識をもって意見を出すことの大切さ、意見を出しやすい雰囲気作りの大切さなどを学びました。
各事業所での中堅職員さんの役割は、まさに今回学んだことだと思います。
ぜひぜひ、現場でも活かしてもらいたいと思います。