12月12日に、今年度最後の施設見学である社会福祉法人敬仁会様(鳥取県)へ施設見学に伺いました。
入所施設である敬仁会館、就労継続支援B型のワークサポート敬仁会館・あしたば、グループホームを見学させていただきました。
入所施設の敬仁会館では、施設内の様子、そして新たにスタートされた強度行動障害に特化した事業のお話も伺うことができました。
強度行動障害のエリアはご利用者様の特性上見学はできませんでしたが、居室の様子など写真を見せていただきながら説明していただきました。
強度行動障害の方に合わせた住環境を整備された居室が3室、そこで現在は2名の方が生活されており、一つひとつ、一人ひとりに合わせた実践の組み立てを行っているところだとお聞きしました。
就労継続支援B型では、シイタケ栽培や製麺の様子を見学させていただきました。
毎日たくさんのシイタケの収穫・出荷をされており、植物が相手なので出荷も待ってくれないという大変さもあることを教えていただきました。
製麺では、お蕎麦の製麺をされており、慶光会の製麺屋三座との製麺方法の違いなどを見ることができました。
その他、受託作業やグループホームの様子も見学させていただきました。
入所施設では、慶光会の入所施設「蒜山慶光園」でも日々感じている同じ困難さを感じておられると感じました。
また、製麺事業では慶光会の就労継続支援B型「製麺屋三座」と同じく、ご利用者様と一緒に美味しい麺を作るという同じ想いを持って実践されていることも知るとができました。
今回見学させていただいた、入所施設、就労継続支援B型、グループホーム、それぞれが工夫されている点について持ち帰り、慶光会での実践にも活かしていきたいと思います。
お忙しい中、施設見学にご対応いただきました施設長の伊藤様、西村課長様、そして現場の皆様、ありがとうございました。