利用されている方々は強度行動障害の方が多く、可能な限り落ち着いて生活できるよう整備されている環境や設備を見学させていただきました。
蒜山慶光園と同じく見守りカメラの活用をなどIT化も進めておられ、職員のマンパワーだけに頼らない職場環境にも取り組まれていました。
シュレオーテでは、音楽活動の様子を見学させていただき、学校を卒業してからの社会生活への準備期間ということで、働くことのやりがいを感じてもらうカリキュラムや社会生活についての学びができるカリキュラムに取り組まれていました。利用者さんからも歓迎していただきました。
就労継続支援A型・B型のウォッシュハウスサンライズでは、この作業に取り組むことになったきっかけや、利用者さんの特性に合わせて機械を導入されていたりと、働くことをどう支えていくかを見学させていただきました。
その他にも、それぞれの役割をもったグループホームの見学もさせていただきました。
入所施設では、「最後の砦」という職員の皆さんの支援に対する想いや、一人の利用者さんが地域生活に移行するまでどう支えていくか、利用者さんが安心して移行するための支援を学ばせていただきました。
私たちが日々の利用者実践で感じている事について一緒にお話できる時間も設けていただき、自分達とはまた違った新たな視点を知ることができました。
色々な考えや想いを聴かせていただき、私たちも良い刺激を受けました。
「事業所に戻って、早速、取り組んでみたい。」という声も聞かれ、社会福祉法人いずみ野福祉会様で学ばせていただいたことが、慶光会の利用者さんへのより良い実践にもつながる学びになりました。
お忙しい中ご対応いただきました皆様、ありがとうございました。