まず初めに、法人の誕生から現在までの歴史、そして法人の理念についてお話いただきました。
児童から始まり、成長に伴い成人期を支え高齢を支えるという方針のもと事業展開され、現在に至っていることを教えていただきました。
施設見学ではまず、障害者入所施設「ももぞの育成園」を見学させていただきました。
共同空間での個別活動の様子も見学させていただき、一人ひとりのその日の調子に合わせて活動に参加するか居室で休むかを選択し、活動の場と居室が近いことで休んでいる方の様子も観察しやすい環境でした。
次に、就労継続支援B型「ももぞの福祉園」を見学させていただきました。
植物の栽培や稲作などの農業を主な作業とされていました。
お伺いした時は門松に欠かせない葉牡丹や色とりどりのパンジーの栽培に取り組まれていました。
土作りから取り組まれており、良い土のお陰でたくさんの植物が良い状態で育っていました。
一人ひとりに役割を持ってもらい、「できた」ことを大切にしながら就労支援をされていました。
最後に障害児入所施設「ももぞの学園」を見学させていただきました。
「自分でできることは自分でしてもらう」を大事にしながら実践しているとのことで、高校生は卒業後の生活を見据えて生活や通学など自立した生活をしながらも、少人数での生活環境や漫画を読んだりゲームをしたりと、家庭的な雰囲気を大事にされていました。
年齢層や障害も様々で、一人ひとりに合った生活環境を整えられていました。
初めて児童の施設を見学させていただく職員も多く、成人期とはまた違った支援の現場を知ることができました。
社会福祉法人ももぞの学園様の方針である、「小舎制」「門のない・塀のない」「地域とのつながり」を大事に実践に取り組んでおられると感じました。
お忙しいなかご対応いただきました事務局長様、管理者の皆様、そして現場職員の皆様、ありがとうございました。